今回は前回予告したN-COMバッテリーの充電のお話しです。
N-COMに使われているLi-ion電池は出力側はJST型の2Pコネクタ、
充電(入力)側はφ1.3(外径φ3.4)のDCジャックと少し特殊な造りになっています。

また、使用される充電器もヨーロッパのショップからの購入ですとプラグが日本仕様と違うので(入力は100-240VAC)
変換アダプタが必要になり、高さがあるのでコンセントへの負担もあったりなかったり?

そこでふっと浮かぶのが、
「USB端子から充電できるようにすれば良いじゃないか。ケータイだってLi-ion電池だしUSBで充電してるよ。」
(そこに気づくとは…やはり…)
確かにその通りなのですが、実はLi-ion電池を使用しているケータイやオーディオプレイヤーは
入力電圧は5Vでも、機器側で低い電圧に変換して充電しています。
正確に言うと機器側に充電コントロールICが内蔵してあり、電圧・電流・温度などの状態を監視しながら充電しています。
一般に充電器(ケータイ限定とします)と呼ばれている物はAC100VをDC5Vに変換しているだけで、
多少の安全回路はありますが充電をコントロールするだけの能力はありません。
PCやUSBチャージャー等のUSB端子も同様です。
Li-ion電池の充電方法は定電圧・定電流方式と呼ばれる方法を採っています。
なので単純にバッテリーの電圧より〇〇V高い電圧を与えれば良いと言うものではないのです。
N-COMの場合は上記の充電器で充電をコントロールしています。
インジケーターがあるのがその証拠です。ケータイなどの場合はインジケーターが機器側に備わっています。
但しT(サーモ)端子が無いので監視は電圧と電流のみになってしまいますが、
急速充電をしている様子は無いので温度は無視しても問題ないと思われます。多分…


